高音と低音が出ない
サックスを吹く人の悩みといえば、高音と低音が上手く出ないということではないでしょうか。
高音が低音のどちらかが上手く出せても、両方が得意という人はまずいないでしょうからね。
高音と低音が出ない、良い音で吹けない原因として考えれれるものには以下の5つが考えれます。
まず、一つ目は楽器の調整が悪くて、キイが閉じていないことがありあります。
これは楽器屋さんに調整に出すしかありません。
できれば1シーズンに1回ぐらいは調整にだすと良いでしょう。
二つ目はリードが柔らかすぎる、あるいは硬すぎることがあります。
これは私もでしたが、高音に問題を感じるようならリードが柔らかすぎる傾向があります。
逆に低音が良い音が出ないという悩みがあるような人は、リードが硬すぎる傾向があります。
三つめは息を止めてしまっていることがあります、苦手意識から高音低音域に差し掛かった時に気づかないうちに喉や胸で息を止めてしまっていることがあります。
四つ目は、口が締まりすぎているか、緩みすぎていること。
高音域に上がった時に、とんでもない高い音にひっくり返ってしまうような場合は口が緩んでいます。
反対に低いほうにひっくり返ってしまう場合には口が締まっているのが原因だと考えられます。
反対だと思うかもしれませんが、思い込みを直さないとより状況が悪化するだけです。
また、低音に下がった時にオクターブ上が鳴ってしまうようなら口が締まりすぎていることが原因です。
音が鳴らないようなら口が緩んでいるからです。高音とは逆になるような感じなので気を付けてください。
五つ目は、喉のポジションがうまくとれていないことがあります。
これは説明するのが難しいですが、出したい音と同じ音を声に出しているときの喉のポジションで吹くようにすると上手くいく場合が多いですよ。
たいていの人は三つ目から5つ目まで要素が絡みあって苦手になっていることが多いように思います。
これは一つだけ克服してもよくなりません。
全て直してこそ、はじめて美しい高音・低音が出るので、まずは上手い人の吹き方を見て真似することから始めるのが一番簡単で効率よく上達できる方法でしょう。
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