サックスで低い音が出ない理由と低音域を吹くコツ!
サックス(サクソフォーン)で低い音(低音域)が出ない、なんてことありませんか?
その理由は、低音域を吹くコツを知らないから。
大きい音では比較的に低い音は出しやすいですが、小さくきれいな音を出すのは難しいものですよね。
闇雲に練習しても低い音を上手に吹くことはなかなかできません。サックスはただ吹くだけではなく、音の大小を使って表現豊かに吹けるようになることがサックスがうまいってことだと思います。
サックスで低い音(低音域)を吹くコツは、マウスピースをくわえた時の口の形であるアンブシェアを変化させること。
サックスを吹くときのアンブシェアは、実際に声を出したときの「イからウ」に移る中間くらいが良いとされています。
低い音を出す場合はもうちょっと「ウ」に近づける感じで、唇の両端を真ん中に寄せるような意識を持って吹くと、出しやすくなります。
低い音を出す練習としては、「シラソファミ」と吹いて、1拍あけて、もう一回「ミ」を吹く。同じように「ラファミレ・レ」というような練習を繰り返すのが良いと思います。
音階を下降して、もう一回吹く最後の音を、ダンキングとノーダンキングでやると効果があがるはずです。
ダンキングは基本的にには、音を出す前にリードに触れていた舌を、息を出すのに合わせて離しますが、そのときに「トゥ」(Tu)という発音をイメージしながら吹き込みます。
低い音の場合は、息のバランスも考慮して、少し柔らかめの「トゥー」という発音のイメージで吹くときれいな音が出ます。
いずれにしても、サックスで低い音が出ないようなら、アンブシェアを「イからウ」に行く中間よりやや「ウ」寄りにするのが、サックスの低い音を吹くコツです。
初めから思うがままに楽器を操られる人なんてどこにもいません。それぞれが知識を増やしたり、順序立てて丁寧に基礎練習を繰り返したりすることで上達します。
また、上手な人の音楽を聴いて感動することによって、もっと練習したくなるものですよね。
そういった意味では、やはりプロのサックス奏者から教わるのが、吹くだけではなく音の大きい、小さいを使って表現豊かに吹けるようになる近道でしょう。その結果、音の幅が広がり、吹ける曲がグンと増えてきます!
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